キャリアの悩み、約75%が「解決できていない」と回答。最多の悩みは「年収・待遇への不満や不安」
キャリアに関する悩みは、誰にとっても他人事ではないテーマです。
転職、収入、職場の人間関係。
「今の働き方のままでいいのだろうか」「このキャリアで本当に納得できているのだろうか」。ふとした瞬間に、そんな問いが頭をよぎった経験がある方も多いのではないでしょうか。
では、実際にキャリアの悩みを抱えている方は、どれほどその悩みを解決できているのでしょうか。
そして、悩んだときにはどんな行動をとっているのか。
そこで今回は株式会社NEXER Groupと共同で、事前調査で「自身のキャリアや働き方について悩みやモヤモヤを感じたことがある」と回答した全国の男女150名を対象に「キャリアに関する悩み・モヤモヤの実態」についてのアンケートをおこないました。
| 「キャリアに関する悩み・モヤモヤの実態に関するアンケート」調査概要 調査手法:インターネットでのアンケート 調査期間:2026年6月26日 ~ 6月29日 調査対象者:事前調査で「自身のキャリアや働き方について悩みやモヤモヤを感じたことがある」と回答した全国の男女 有効回答:150サンプル 質問内容: 質問1:あなたが感じた(感じている)キャリアの悩みはどのような内容ですか?(複数選択可) 質問2:あなたのキャリアの悩みは、現在解決できていますか? 質問3:そう感じる理由を教えてください。 質問4:悩みを解決できた理由や、解決のために取った行動を教えてください。(複数選択可) 質問5:その行動の結果に、どの程度満足していますか? 質問6:キャリアの悩みを抱えたとき、キャリアコーチングやキャリア相談など「第三者の専門家に客観的な視点でサポートしてもらえるサービス」があると知っていれば、利用してみたいと思いますか? 質問7:その理由を教えてください。 ※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。 |
Contents
質問1:あなたが感じた(感じている)キャリアの悩みはどのような内容ですか?(複数選択可)
まずは感じたことがある、もしくは現在感じているキャリアの悩みの内容を聞いてみました。
キャリアの悩みはどのような内容ですか?(複数選択可)-692x1024.png)
最も多かったのは「年収・待遇への不満や不安」で46.0%でした。
次いで「職場の人間関係の悩み」が44.0%、「仕事のやりがいや目的が見つからない」が40.7%と続きます。
年収や人間関係といった、いわば「働くうえでの条件」に関わる悩みに加えて、「やりがいが見つからない」という声が多く挙がりました。
給与や職場環境だけでなく、「自分に合った働き方とは何か」「この先どんなキャリアを築いていきたいか」といった、より本質的な問いに向き合う方が増えているのかもしれません。
質問2:あなたのキャリアの悩みは、現在解決できていますか?
続いて、その悩みが現在解決できているかを聞いてみました。

その結果、「まったく解決できていない」が42.0%、「あまり解決できていない」が32.7%となり、合わせて74.7%が「解決できていない」と回答しました。
一方で「ある程度解決できた」は19.3%、「完全に解決できた」は6.0%にとどまります。
質問3では、それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
「解決できていない」と回答した方
- 何も前に進んでないから(20代・女性)
- 状況が何も改善されていないから(20代・男性)
- 何が向いているかわからないから(30代・女性)
- 人間関係が難しい(20代・女性)
- 方向性が定まってないから(30代・男性)
- ロールモデルとなる人がいない(30代・女性)
「解決できた」と回答した方
- 働いていく中で自信が持てるようになったから。(20代・女性)
- 仕事も人間関係も問題なく順調にいけているから。(30代・男性)
- 自分で仕事を選んでできているから(40代・女性)
- 今は人間関係のしがらみのない職についている(50代・男性)
「解決できた」という方の声からは、経験を積んで自信がついたことや、転職によって人間関係の悩みそのものが解消されたことがきっかけになっているケースが多く見られます。
一方、「解決できていない」という方の悩みは、仕事の方向性や人間関係など、自分ひとりでは答えを出しにくい、あるいは状況を変えづらい内容が目立ちました。こうした悩みは、時間をかけてじっくり向き合ったり、周囲や第三者のサポートを借りたりすることが、解決への近道になるのかもしれません。
質問4:悩みを解決できた理由や、解決のために取った行動を教えてください。(複数選択可)
続いて、悩みを解決できた理由や、解決のために取った行動を聞いてみました。
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その結果、「転職・独立・副業を実行した」と「時間が解決した」がそれぞれ19.3%で並んでトップとなりました。
次いで、「書籍・Webなどで情報収集した」と「家族や友人など身近な人に相談した」がそれぞれ16.7%、「資格取得・スキルアップのための学習をした」が12.7%と続きました。
さらに、「上司や先輩など職場の人に相談した」が8.0%、「社内異動・配置転換を申し出た」が4.7%、「キャリアコーチング・キャリア相談などの専門サービスを利用した」が2.0%、「その他」が34.0%となっています。
環境そのものを変える「転職・独立・副業」や、「時間の経過」によって悩みが和らいだという回答が多い一方、情報収集や身近な人への相談によって前進したという声も一定数見られます。
質問5:その行動の結果に、どの程度満足していますか?
続いて、その行動の結果にどの程度満足しているか聞いてみました。

その結果、「まったく満足していない」が32.0%、「あまり満足していない」が28.7%となり、合わせて60.7%が「満足していない」と回答しました。
一方で「やや満足している」は30.0%、「とても満足している」は9.3%で、満足していると回答した方は39.3%にとどまります。
つまり、悩みの解決に向けて何らかの行動を起こしたとしても、6割の方は納得のいく結果には至っていないということです。「何をすれば正解なのか」がわからないまま、手探りで行動している方が少なくない実態がうかがえます。
質問6:キャリアの悩みを抱えたとき、キャリアコーチングやキャリア相談など「第三者の専門家に客観的な視点でサポートしてもらえるサービス」があると知っていれば、利用してみたいと思いますか?
最後に、キャリアコーチングやキャリア相談など「第三者の専門家に客観的な視点でサポートしてもらえるサービス」があると知っていれば、利用してみたいと思うか聞いてみました。

その結果、「条件次第では利用してみたい」が31.3%、「ぜひ利用してみたい」が8.7%となり、合わせて40.0%が「利用してみたい」と回答しました。
一方で「あまり利用したくない」が31.3%、「まったく利用したくない」が28.7%でした。
質問7では、それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。
「利用してみたい」と回答した方
- 客観的なアドバイスが必要だから。(20代・女性)
- 親身に寄り添ってくれて的確なアドバイスをくれそうな気がするから。(30代・男性)
- 第三者の意見を参考にしたい(50代・男性)
- 相談できる相手、一緒に考えてくれる相手がいたら安心だなと思う(30代・女性)
- 他人に話を聞いてみたいから(30代・男性)
「利用したくない」と回答した方
- 今のままでいいと思っているから(20代・女性)
- 自分だけで考えたいから。(30代・女性)
- 結局結論を出すのは自分で、各種サポートはそれを手伝う手段だと思っている(40代・女性)
- 意味ないと思っているから(20代・女性)
- 費用が高そうなのと、効果があるのかわからないから(30代・女性)
「利用してみたい」派からは、客観的な視点や、一緒に考えてくれる相手がいる安心感を求める声が目立ちました。自分ひとりでは整理しきれない悩みを、誰かと一緒に紐解いていきたいという気持ちの表れだといえるでしょう。
一方で「利用したくない」派からは、「自分で考えたい」という意思に加え、「費用が高そう」「効果があるかわからない」といった、サービスそのものへの不安の声も挙がっています。
利用のハードルを下げるには、費用対効果への納得感を伝えていくことが欠かせないといえそうです。
まとめ
今回の調査では、キャリアの悩みを抱えた経験がある方のうち、74.7%が「解決できていない」と回答しました。悩みの内容としては「年収・待遇」「人間関係」が上位を占めた一方、「やりがい」や「自分に合った働き方」といった、明確な答えの見えにくいテーマも多く挙げられています。
さらに、解決に向けて行動を起こした方の中でも、6割が結果に満足できていないという実態も見えてきました。客観的な視点を取り入れながら状況を整理していくことが、モヤモヤを次の一歩につなげるきっかけになるのではないでしょうか。
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- 引用元が「株式会社NEXER Groupとキャリアコーチング・転職相談『キャリート』による調査」である旨の記載
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