キャリアの悩み、約47%が「誰にも相談しない」と回答。第三者の専門家になら「相談したい」人は約33%に

仕事を続けていると、ふと足が止まる瞬間があります。

このまま今の会社にいてよいのか、それとも転職を考えるべきなのか。

そんなとき、みなさんは誰に打ち明けているのでしょうか。

家族や友人、職場の上司など、相談相手の候補はいくつも思い浮かびます。

しかし、心配をかけたくない、評価に響くかもしれないという思いが働き、近い関係だからこそ、かえって話しにくくなることもあるのではないでしょうか。

そこで今回は株式会社NEXER Groupと共同で、全国の男女500名を対象に「キャリアの相談相手・相談環境」についてのアンケートをおこないました。


「キャリアの相談相手・相談環境に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年7月16日 ~ 7月21日
調査対象者:全国の男女
有効回答:500サンプル
質問内容:
質問1:キャリアや仕事の悩みがあるとき、主に誰に相談しますか。
質問2:その相手を選んだ理由を教えてください。
質問3:家族・友人・職場の同僚や上司など、身近な人にキャリアや仕事の悩みを「相談しにくい」と感じたことはありますか。
質問4:その理由を教えてください。
質問5:家族や友人、職場など「利害関係のある身近な人」ではなく、利害関係のない第三者であるキャリアの専門家に相談できるとしたら、利用したいと思いますか。
質問6:そのように回答した理由を教えてください。
質問7:第三者のキャリア専門家に相談する場合、どのようなサポートを期待しますか。(複数選択可)
質問8:最も期待することとその理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

今後のキャリアについて、
こんなお悩みはありませんか?

  • 自分の強みや向いている仕事がわからない
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  • 転職したいけど何から始めたらいいかわからない

このような悩みをお持ちでしたら一度
キャリートにご相談ください

質問1:キャリアや仕事の悩みがあるとき、主に誰に相談しますか。

まずは、キャリアや仕事の悩みがあるとき、主に誰に相談しているのか聞いてみました。

最も多かったのは「誰にも相談しない」で、46.8%でした。

次いで、「家族」が26.4%、「友人」が9.6%、「職場の同僚・上司」が7.6%、「SNSやインターネットの情報」が5.8%、「その他」が2.8%と続きました。

一方で、「キャリアの専門家(キャリアコンサルタント・カウンセラーなど)」は1.0%にとどまっています。

半数近くの方が、キャリアや仕事の悩みを誰にも打ち明けていないことがわかります。

相談できる相手が身近にいなかったり、最終的には自分で決めるものだと考えていたりと、その理由はさまざまでしょう。いずれにしても、悩みを一人で抱え込んだまま過ごしている方は決して少なくないようです。

質問2:質問1の回答理由について

質問2では、それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「誰にも相談しない」と回答した方

  • 相談できる人がいないから(30代・女性)
  • 一人で何とかしたいから(30代・男性)
  • 相談しても、結局自分で決断しないといけないから(40代・男性)

「家族」「友人」と回答した方

  • いろんなキャリアを積んできた人だから(30代・女性)
  • 漏洩される心配がない(30代・女性)
  • 気を遣わなくて良い(20代・男性)
  • 職場の人には相談できないので、全く違う職種の友達。(20代・女性)

「職場の同僚・上司」と回答した方

  • 仕事の内容を1番理解しているから(30代・女性)
  • 気兼ねなく本音で話すことができるから。(30代・男性)
  • 自分より経験豊富な上司に相談するのが一番だと思うから(40代・女性)

「キャリアの専門家(キャリアコンサルタント・カウンセラーなど)」と回答した方

  • 正直に話せるし、的確なアドバイスがもらえそう(30代・男性)
  • 専門家の人が一番頼れると思った(40代・男性)
  • 客観的に見てくれそう(60代・女性)

誰にも相談しない理由としては、相談できる相手がいないことや、最終的には自分で決断する必要があることを挙げる声が目立ちました。

家族や友人に相談する方からは、気を遣わずに話せることや、職場とは離れた立場で聞いてもらえる安心感が理由として挙げられています。

一方、職場の同僚や上司には、仕事内容を理解したうえで話を聞いてもらえるという利点があります。そして専門家には、客観的な視点や的確なアドバイスへの期待が寄せられているようです。

相談する相手によって、求めているものが少しずつ異なることがうかがえる結果となりました。

質問3:家族・友人・職場の同僚や上司など、身近な人にキャリアや仕事の悩みを「相談しにくい」と感じたことはありますか。

続いて、家族・友人・職場の同僚や上司など、身近な人にキャリアや仕事の悩みを「相談しにくい」と感じたことがあるか聞いてみました。

その結果、「よく感じる」が21.2%、「たまに感じる」が24.8%となり、合わせて46.0%が「相談しにくい」と感じたことがあると回答しました。

一方で、「あまり感じない」は23.2%、「まったく感じない」は30.8%でした。

およそ半数が、身近な人を前にして言葉を飲み込んだ経験を持っているようです。

質問4:「相談しにくい」と感じる理由

質問4では、「相談しにくい」と感じる理由も聞いてみたので、一部紹介します。

  • 話すタイミングがない(20代・女性)
  • 親に言いたくないこともあるから(30代・女性)
  • 相談したら噂になるから(30代・男性)
  • 気を遣わせてしまうから(30代・男性)
  • 人は利害で繋がってると思うから、本音を話しにくい(30代・女性)
  • 弱音を吐くと評価が下がりそうだから(40代・男性)

話を切り出すタイミングがつかめないことや、家族だからこそ言いにくい内容があることを理由に挙げる声が見られました。また、相談した内容が噂として広まる不安や、相手に気を遣わせてしまうことへの気兼ねを感じている方もいます。

とくに職場に関わる悩みは、評価や人間関係に影響するのではないかという懸念から、本音を口にしづらくなる場面もあるようです。

身近な人には、遠慮なく話せる安心感があります。その一方で、関係が近いからこそ生まれる難しさもあります。相談相手をめぐる悩みには、こうした二つの側面があるといえるでしょう。

質問5:家族や友人、職場など「利害関係のある身近な人」ではなく、利害関係のない第三者であるキャリアの専門家に相談できるとしたら、利用したいと思いますか。

続いて、家族や友人、職場など「利害関係のある身近な人」ではなく、利害関係のない第三者であるキャリアの専門家に相談できるとしたら、利用したいと思うか聞いてみました。

その結果、「ぜひ利用したい」が6.8%、「やや利用したい」が26.4%となり、合わせて33.2%が「利用したい」と回答しました。

一方で、「あまり利用したくない」は27.0%、「利用したくない」は39.8%となり、合わせて66.8%が「利用したくない」と回答しています。

質問6では、それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「利用したい」と回答した方

  • 躊躇なく話してくれそう(20代・男性)
  • 先入観のない意見をもらえると思うから(20代・女性)
  • 利害関係がないなら本当に自分のことを考えてくれそう(30代・女性)
  • 全く知らない人だから言いやすい(30代・男性)
  • 本音で言えるから(30代・男性)

「利用したくない」と回答した方

  • 身近に話せる人がいるから。(20代・男性)
  • 何を言われるかわからず怖いため。(30代・女性)
  • 個人情報が心配だから(40代・女性)

利用したい理由としては、先入観のない意見をもらえそうなことや、利害関係がないからこそ本音で話しやすいことが挙げられました。関係が遠いことが、かえって話しやすさにつながっているようです。

一方で、利用したくないと答えた方からは、すでに身近に相談できる相手がいることに加え、専門家から何を言われるかわからないという不安や、個人情報の取り扱いへの心配が挙げられています。

第三者の専門家への相談は、本音を話せる場として期待される一方で、安心して利用できるかどうかが大きな判断材料になっていることがうかがえます。

質問7:第三者のキャリア専門家に相談する場合、どのようなサポートを期待しますか。(複数選択可)

最後に、「利用したい」と回答した方に、第三者のキャリア専門家に相談する場合、どのようなサポートを期待するか聞いてみました。

最も多かったのは「客観的なアドバイス」で、54.2%でした。

次いで、「自己理解・強みの整理」が40.4%、「キャリアの方向性の明確化」が36.7%、「転職に限らない選択肢の提案」が32.5%と続きました。

自分だけでは整理しきれない悩みを一度外から見てほしいという期待が、第三者の専門家に対しては大きいことがわかります。

また、自己理解や強みの整理、キャリアの方向性の明確化も上位に挙がりました。転職するかどうかをその場で決めるためではなく、まずは自分の状況や選択肢を整理したいと考えている方も多いようです。

質問8では、最も期待することとその理由も聞いてみたので一部紹介します。

  • メリットデメリットの整理をしてほしい。(20代・女性)
  • 今の自分を客観的に見てくれそう(20代・男性)
  • 私には考えつかないような解答がもらえると、視野が広がりそう(30代・女性)
  • 自分は何のために働くか知りたい(30代・男性)
  • 一緒に支えてくれる人、考えてくれる人がいてほしい(30代・女性)
  • 仕事の悩みや不安を親身になって聞いてくれたら心の支えになると思う。(30代・男性)

メリット・デメリットを整理してほしい、今の自分を客観的に見てほしいといった声が見られました。加えて、自分では思いつかない視点や、働く意味を考えるためのサポートを求める方もいます。

キャリアの悩みは、転職する、しないという二択だけで答えが出るものではありません。

第三者の専門家には、悩みを受け止めながら考えを整理し、視野を広げていく伴走者としての役割が期待されているようです。

まとめ

今回の調査では、キャリアの悩みを「誰にも相談しない」方が46.8%にのぼりました。さらに、46.0%が身近な人に相談しにくいと感じた経験があると回答しています。家族や友人、職場の人など近い関係だからこそ、本音を話しにくい場面があるようです。

一方で、利害関係のない第三者の専門家になら相談したいと答えた方は33.2%でした。

期待されていたのは、答えを一方的に示してもらうことよりも、客観的な視点で考えを整理する手助けでした。

キャリアの悩みは、一人で抱えているだけでは整理しにくいこともあります。

身近な人に話しにくいときは、利害関係のない第三者に相談することも、自分の状況や選択肢を見つめ直すきっかけになるのではないでしょうか。

『キャリート』は、「これからの人生・キャリアをもっと良くしたい!」と願う人を全力で支援するキャリアコーチングサービスです。キャリートに在籍する25名以上のコーチ全員が「国家資格キャリアコンサルタント」もしくは「プロコーチ認定資格」保持者で、キャリア支援経験も豊富です。

理論と実践に基づいたプログラムを提供していますので、サポート終了後も活かせる自己内省力やキャリア選択力が身につきます。利害関係のない第三者だからこそ話せることを、安心してお聞かせください。

<記事等でのご利用にあたって>

  • 引用元が「株式会社NEXER Groupとキャリアコーチング・転職相談『キャリート』による調査」である旨の記載
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